快晴。
韓国のニュースによると、金正恩氏は工場の開所式に登場したという。金氏が公衆の面前に姿を見せたのは3週間ぶりのことだ。
金氏をめぐっては、その健康状態とどこで何をしているかをめぐって、激しい詮索が続いていた。しかし、5月1日に肥料工場の開所式に姿を見せた。
36歳になる金氏は、4月12日を境に国営メディアから動静が消えていた。4月15日には祖父である金日成氏を祝う15回目の記念式典を欠席し、病気であるという数々の報道が出ていた。
北朝鮮の国営メディアによると、金氏の写真が何枚か報じられた。
ワシントンにある北朝鮮ウォッチをしているシンクタンク「38ノース」によると、先週になって金氏を乗せたとみられる列車が確認できたという。韓国とワシントンの当局者は、金氏の病気説を否定していた。
一方、キャンプデービッドに向かう予定のトランプ氏は、コメントを避けた。しかし、適切な時期にコメントすると述べた。米国政府は、今回の報道をあまり重視していない。というのも、金氏がここ数週間、不在であり続けたことを隠すためのプロパガンダという可能性も濃厚だからだ。
米国政府からすると、今回の報道が真実であると信じるだけの根拠がないからだ。しかし、その米国政府も、金氏がどこで何をしているかについてはつかんでいない模様だ。
CIAを含む多くの専門家は、西側のインテリジェンスが北朝鮮の動向をつかむのは非常に難しいとしている。
世界各国は、金氏が突然死亡することへの準備ができていない、という指摘もある。
https://www.ft.com/content/94491a65-2864-422e-9eff-fd6d3f38338e9a
NYT。金氏が再登場した、と。