ニューヨークタイムズより。アメリカ大統領選。
通常はニューハンプシャーの予備選挙が候補者をえり分ける場となるが、今年はいつもの年とは異なるようだ。ニューハンプシャーの後も、5人ほどの候補者が残り続ける可能性があり、選挙戦は長引くとの展望が語られている。
民主党の大統領候補者たちは月曜日、お互いに最後の時間を費やして対立候補の攻撃を加速させた。このことは、民主党内の左派と中道の深い対立を示している。
しかし、アイオワ州における泥沼のような結果をめぐる衝突も続いている。サンダース上院議員とブティジェッジ前市長はともに、先週の集計のやり直しを求めている。
5人の候補者のほか、2人の自分で選挙費用を賄える億万長者が加わり、民主党の選挙戦は混迷の度を増している。多くの民主党員は、火曜日の投票が終われば、ニューハンプシャーの有名な独立有権者が帰趨をはっきりさせてくれると期待している。しかし、最近の世論調査をみると、サンダース氏とブティジェッジ氏がトップを争い、3人のその他の候補が態度を決めていない有権者の票を得ようと、3位の地位を争っている。
そして、サンダース氏らはネバダとサウスカロライナ、さらには3月のスーパーチューズデーに向けた選挙計画を開始している。