晴れ。
アメリカの民主党候補者選びが佳境を迎えている。サンダース上院議員が選挙戦を優勢に進め、バイデン前副大統領は打ちのめされつつある。
ネバダ州の党員集会で圧倒的な勝利に力を得て、バーニー・サンダース上院議員はトランプ大統領に焦点を展じつつある。サウスカロライナの予備選挙で勝利し、来週のスーパーチューズデーで一気にリードを広げる構えだ。
サンダース氏は今週、サウスカロライナのメディアに毎日登場し、コマーシャルを大量に流していく計画だ。そして、サンダース陣営は上院議員のスケジュールを新たに組み、ライバルであるバイデン氏を一気に突き放す考えだ。
しかし、サンダース氏による攻撃は、バラク・オバマ前大統領が忠実でないことを非難し、一層高まっている。そして、仮にサンダース氏が民主党候補となった場合でも、トランプ氏に勝利しうるとのメッセージを民主党員に送っている。
リベラル派であるサンダース氏に対抗する7人の候補者たちは、分裂する穏健派の得票をサウスカロライナとスーパーチューズデーで集めるべく、活動を続けている。そして、クロブシャー氏やブティジェッジ氏に対し、選挙戦から降りるような圧力も高まっている。