英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

「ニューハンプシャー後」を狙え

 晴れ。

 ニューハンプシャー州予備選挙。サンダース氏とブティジェッジ氏がトップ争いを続けている。肘をつつきあうような戦いはすでに第三の場所で行われている。それ以外の候補者たちは火曜日の夜の世論調査後、選挙運動を続けている。

 勢いを失いつつある兆候が見える中、バイデン候補とウォーレン候補はともに、ニューハンプシャーで力強い結果を出せることを祈って戦いを続けている。しかし、世論調査が締め切られる前に、両陣営は選挙戦からおりる可能性を示唆し始めている。

 まず、バイデン氏はニューハンプシャーの結果が出る前にサウスカロライナ州に移動すると発表した。この地域はアフリカ系アメリカ人が多く、バイデン氏にとって復活を見込むことができる。

 同時にウォーレン氏も、その選挙参謀ニューハンプシャー後をにらんだ動きを始めた。

 両氏の苦闘は、アミ―・クロブシャ―氏の躍進を証明している。氏はミネソタ州上院議員で、先週のアイオワ州の党員集会ではバイデン氏の後塵を拝したが、先週の討論会で力強くアピールし、新聞各紙は穏健派の旗頭として評価を高めている。

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