英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ダウ急落

 晴れ。今年に入り、ブログにうまく投稿できなくなった。何が原因か不明である。
 ダウ指数が大きく下落した。1100ポイント以上の下落である。世界の株式指数も2018年に上昇した分が消え去った。トレーダーたちは不安を表している。
 長期にわたる世界的な株価の上昇は月曜日、転換点を迎えたようだ。ダウ指数が過去最大の下落となり、米国以外の欧州やアジアの主要な株式指数も下落したからだ。金融市場は過去2年間静穏を保ってきたが、その均衡が破れることになった。
 センチメントの変化はダウだけに限らず、S&Pやナスダック指数にも表れている。
 売りは幅広い銘柄、セクターに及んでいる。エネルギーや銀行、テクノロジー株など幅広くである。
 幾人かのトレーダーやアナリストは、どれほど素早く売りが加速するのか、注意を喚起している。アルゴリズム取引で売りが加速する恐れがあるのだ。
 今回の下落はコンピューターモデルによって引き起こされた側面がある、と指摘するストラテジストもいる。リスクとのバランスをとるために、文字通りの動きをした。その結果、ものすごい金額の売りが出てしまった。
 今回の売りの発端は、債券金利と賃金の予想以上の上昇だった。その結果、低インフレ状態が終わるかもしれない、という期待が浮上した。10年国債金利は先週、2014年1月以降でもっとも高い水準をつけた。
 金利の上昇は典型的には、企業にとって高い借入コストを意味し、FRBはより早く利上げしなければならない。これは株価の魅力を相対的に失わせることになる。
 ただ、投資家の中には、今回の下落は株式の力強い上昇が単に一休みしただけ、という人もいる。今回の下落を歓迎する声もある。より割安な銘柄を選別し、もう一度投資する機会になる。
 最近の債券金利の上昇にも関わらず、多くの投資家は2018年の株価は堅調であるとみている。歴史的な標準からすると、国債金利はグローバルにみてまだ低水準だからだ。
 https://www.wsj.com/articles/asia-pacific-stocks-fall-to-kick-off-the-week-1517790854
 トランプ大統領は再び「壁」建設を訴えている。ただ支出の期限はまじかに迫っている。大統領の要求は、上院におけるハードルをはっきりさせた。上院における超党派の議員らが、壁抜きの移民計画を支持しているからだ。
 月曜日に紹介された上院議員らによる法案は、2年に及ぶ予算取引の障害を終わらせるものだと主張している。この法案によれば、トランプ氏が要求している壁建設の予算は認めない。
 議会は金曜日に切れる現在の暫定予算を4日間延長するための短期の支出法案を審議した。
 https://www.wsj.com/articles/trump-insists-again-on-a-wall-as-immigration-spending-deadlines-loom-1517850189