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原油価格がこのところ弱含んでいることを受け、OPEC主要国が生産調整に動こうとしている。
サウジの代表は日曜日、サウジとしては輸出を来月から一方的に減らすことを表明した。一方、ロシアは供給を減らすかどうか、硬軟両様のメッセージを送っている。
サウジやロシア、それに他の原油生産国は今週末からUAEに集まり、生産を減らすかどうか、来年にかけての動向を話し合う。そして、来月のOPEC総会で決める。
OPECは6月の総会で、イランに対する米国の制裁により、供給不足の可能性があるとして、生産を増やすことで合意していた。しかし、11月5日に制裁が発効して以降、原油価格は軟調な展開を続けている。国際指標原油であるブレントは10ドル以上下落した。
一方、ロシアの国営石油企業も、このところ生産量を拡大させる設備投資を続けている。