曇り。
OPECは米国の圧力に従い、原油生産を増やすことで合意した。OPECは木曜日、7月と8月に原油生産を加速させることで合意した。OPECの中心メンバーであるサウジアラビアは、米国の圧力に屈し、原油価格を抑えるために原油生産を増やすことで合意した。
OPECの発表によると、7月と8月の増産幅は日量65万バレル。これまで計画されていた40万バレルよりも増える計算となる。
こうした動きはEUがロシア産原油の輸入に部分的な禁止令を課した後に出てきた。モスクワ政府によるウクライナ侵攻が世界の市場を揺らし、エネルギー不足の恐れが深まっている。
OPECの中の二大産油国であるサウジとUAEは、増産の大半を担うことになりそうだ。サウジはすでにロシア産原油の不足に備える準備があると表明していた。
サウジ主導の増産はコロナ危機に見舞われた過去2年間の間で、初めての動きとなる。
https://www.ft.com/content/bb130bb9-4b75-4626-961a-2c1ed9b0e7f9
JPモルガンのダイモンCEO。昨今の経済的な不確実性について、ハリケーンの雲、と呼んでいる。
ウォールストリートのバンカーたちは突然、天気のことを話し始める。ウクライナ戦争やFedの金融引き締めの見通しが従来よりも難しくなっている中、JPモルガンのダイモンCEOは、暗喩を使って現在の混乱を言い表している。
先週の投資家デーに際し、まだハリケーンには至っていない大きな嵐の雲が迫っていると述べた。
https://www.ft.com/content/d740f61b-f9d4-49d8-9bed-209a47d1f535
ブレイナード理事の発言。9月に0.5%の利上げが必要になるかもしれないとぶち上げた。大幅な利上げの期間は、厄介なインフレが鎮静化しない場合、これまで想定されていたよりも延びるかもしれない。
https://www.ft.com/content/d2d43d94-0e41-49ef-a750-2f5c0a802fa4