今日は快晴。三連休も2日目である。
米中の貿易摩擦が欧州経済に影響し始めている。活動の減速が主に製造業セクターに集中している。2013年6月以降で初めて、輸出の注文が減った。
ユーロ圏経済は9月も減速を続けている。世界的な需要の落ち込みと米国が発信源となっている貿易摩擦の不確実性から、輸出が落ち婚dネイル。
マークイット社のPMIによると、9月の指数は54・2と8月に比べて落ち込んだ。減速は製造業に集中している。欧州は2017年、過去10年間でもっとも力強い成績を謳歌した。しかし、今年初めは減速した。第2四半期もあまり調子は芳しくない。
しかし、経済の減速により、ECBが2014年以降に経済に供給してきた例外的な刺激策のいくつかを引き上げる計画を妨げることはなさそうだ。
OECDは木曜日に公表した見通しの中で、ユーロ圏の経済成長の見通しを今年と来年、引き下げた。最新の予測では2018年は2%、2019年は1・9%成長を見込んでいる。OECDのエコノミストは、グローバルな環境は悪くなっていることは事実だが、我々は心配はしていない、と話している。
https://www.wsj.com/articles/trade-tensions-spell-trouble-for-eurozone-economy-1537518874
トルコの経済危機がエジプトに波及している。これまた経済危機の余波である。トルコの経済危機がエジプトへの関心を高めている。アラブ最大の国が新興国市場への信認が落ちている中、どう耐えられるのか、注目されているのだ。
エジプトの株式市場はここ数日、安値を試す展開となっている。同国最大の投資グループの売りの影響に加え、通貨安に見舞われているトルコから波及した懸念が株価を押し下げている。
政府の支出削減と2016年以降続いている通貨安が、エジプトの生活水準を押し下げている。エジプトの公的債務比率はGDP比で86%である。世界でももっとも高い水準である。2016年にIMFとの間で合意したローンプログラムに沿って経済の改革を進めている。
https://www.wsj.com/articles/turkeys-economic-woes-raise-tensions-in-egypt-1537531200