英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

PLO事務所を閉鎖せよ

 曇り。気温がぐっと下がって過ごしやすい。

 米国政府はワシントンのPLO事務所を閉鎖するよう命令をくだした。米国務省によるもので、トランプ政権は中東和平交渉が停滞しているなか、PLOに圧力をかけようとしている。

 国務省は声明を出し、報道官はイスラエルパレスチナとの間で行われている持続的かつ包括的な和平を達成する目標を達成するために、ワシントン事務所を認めてきた、と述べた。しかし、PLOは直接的かつ意味のある交渉をイスラエルとする動きをとっていないとした。

 https://www.wsj.com/articles/u-s-orders-shutdown-of-plo-office-in-washington-1536595260?mod=hp_lead_pos1

 Fedはバランスシート縮小に伴い、大きな決断を迫られている。金利を決定する仕組みが議論になっている。

 一つは、金融政策を円滑に運営し、銀行セクターに十分な安全資産を提供するには、中央銀行のバランスシートはどの程度の大きさが適切なのか、長らく議論されてきた決定を投資家らは促している。

 パウウェル議長はこの秋にこのテーマについて議論する予定である。しかし、バランスシートの縮小が2019年にかけて加速するに伴い、市場はFedの政策のフレームワークについて、よりはっきりとしたサインを求めている。つまり、Fedがバランスシートを縮小しすぎる懸念を抱いているのだ。

 Fedが直面しているのは2つの大きな、そしてお互いに関係のある決定である。一つは今の金利決定の仕組みにこだわり続けるのか。それとも今と似ているが、金融危機前に採用していたフレームワークに戻るのか。そして、バランスシートのサイズはいくらが適切なのかだ。

 これらの決定次第で銀行セクターの運営も帰ってくる。政治家はこの動きを注視している。多くの共和党議員らはFedのバランスシートに懐疑的である。

 https://www.ft.com/content/16649a54-b38a-11e8-bbc3-ccd7de085ffe