英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

力強い雇用の成長

 米国の8月の雇用統計が発表された。新規雇用者数は20・1万人増加した。賃金も上昇している。

 労働市場の力強さを示している。力強い経済は米国の賃金を8月により高く押し上げている。労働者が経営者に対し、交渉力をつけている新しい証拠を示している。活用できる労働力市場がタイトになっているからだ。

 労働省は先週金曜日、8月の雇用統計を発表した。新規雇用者数は20・1万人増加。時間あたりの賃金は2・9%上昇した。雇用者数の増加は95か月連続だ。しかも平均で月20万人ずつ増えている。

 失業率は3・9%だった。

 賃金の上昇は今回の景気拡張過程において、残された課題だった。賃金はここ数年間、リセッション前の水準を回復できずに停滞していた。しかし、2015年以降、徐々に上向いていた。 

 https://www.wsj.com/articles/hiring-picked-up-in-august-jobless-rate-held-steady-at-3-9-1536323579

 新しいNAFTAの輪郭が徐々に明らかになっている。トランプ氏の影響を最小限に抑えようという工夫がみられる。

 https://www.economist.com/the-americas/2018/09/08/the-contours-of-a-new-nafta-are-emerging