薄曇り。
毎日のように出てくるトランプ大統領絡みの話題。今度は友人であり、以前ビジネスパートナーだった人物の告白である。メキシコ国境の壁はモラルに反すると批判している。
この人物は不動産デベロッパーの大金持ちで、大統領の移民政策や対メキシコ政策をめぐって意見が分かれ、政権を公然と批判しているもっとも有名なビジネスマンである。ペレス氏は、長年トランプ氏の友人で、南フロリダ開発に関わってきた。
そのペレス氏は昨年12月半ば、トランプ氏からeメールを受け取った。それには写真とともに、大文字のメッセージが書かれてきた。米国とメキシコとの間に2000マイルにわたる壁を建設することに興味はないか。電話をくれ、と。
ペレス氏は、壁の建設はモラルに反するし、彼が達成したいと考えている目標に到達できないだろうと述べた。
メキシコで成長を追求しようとしている企業は、トランプ氏から距離を置くよう圧力を受けている。メキシコにおける売上の大きい企業は、トランプ氏の壁建設提案に反対していることを表明し、彼らの姿勢を知らせる広告をうっている。たとえば、スターバックスがそうだ。
https://www.wsj.com/articles/a-friend-and-former-business-partner-speaks-out-against-donald-trump-1487509200