英字紙ウォッチング

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接戦 大統領選

 曇り。
 大統領選が最後の大詰めに差し掛かってきた。あと6週間で決まる。
 ヒラリー氏とトランプ氏の争いは接戦となっており、大統領選レースは例外的に不安定かつ予想がつかないものになっている。
 その理由は、5人の1人の有権者はまだ誰に投票するか、決めていないからだ。彼らのうち何人かは、文字通り何も決めておらず、それ以外の人々は3番目の候補者を支持しており、もしかすると、トランプ氏かヒラリー氏のどちらかに引っ張られるかもしれない有権者たちだ。
 若者やマイノリティ、郊外の女性、大学卒の白人男性など、相当数の有権者が通常通り行動するのか、不確実性をもたらしている。
 こういう状況の中で、ドナルド・トランプ氏にとって有利なニュースは、通常のレースにおいては、現職への投票を決めていない多くの有権者が通常は現職に反対する投票を行うことだ。もちろん、今回の大統領選で現職は出ていないが、クリントン氏はオバマ氏の親密な後継者とみなされ、同じような機能が働く可能性がある。
 いくつかの点において、表面上は今回の選挙戦は通常の選挙戦に変身しつつある。クリントン氏もトランプ氏も、最後にはそれぞれの政党内の支持を獲得しようとしている。最新のWSJなどの世論調査によると、自身が共和党員だという人の85%がトランプ氏を支持している。同様に民主党員の86%はクリントン氏支持だ。この数字は歴史的な平均に近い。
 伝統的に民主党共和党支持のそれぞれ強い州も同様な傾向にある。スウィング州は同じく10程度となりそうだ。アイオワヴァージニア州だ。
 未知数の要因は浮動層だ。クリントン氏が現在わずかにリードしているが、これは確かなことではない。クリントン氏にとっての大きな問題は、こうした浮動層が18から29までの若い人々を含んでいることだ。
 彼ら彼女たちはオバマ支持の中核層だった。彼らはヒラリー氏だけでなくトランプ氏も支持しないといい、第三の候補者に投票されることになろう。
 http://www.wsj.com/articles/wandering-voters-key-to-presidential-race-1474911267
 26日、1回目の大統領選の討論会が始まった。支持率は47%対46%と、両者は接戦となっており、大統領選史上もっとも注目されるディベートだ。
 http://www.nytimes.com/2016/09/26/us/politics/presidential-debate.html?action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=span-abc-region®ion=span-abc-region&WT.nav=span-abc-region&_r=0