コチャラコタ氏。Fedのミッションは、木星へロケットを打ち上げることだ、と述べている。
過去数十年(!)、日本銀行は何度も何度も金利をゼロに近づけ、結局わかったことは、ゼロの限界が重力が引っ張るように強力だったということだった。今週、日銀が発表した新たな手段がうまくいくことを望んでいるが、過去の経験からすると、世界すべての中央銀行にとって重要な教訓を含んでいると思う。
金利がすでにゼロ近くに下がると、中央銀行はショックがきたときに十分戦えないとすべての人々は思うだろう。脆弱性は、ショックが起きたときの恐れを自己実現的にしてしまい、支出を控えるようになる。この意味で、ゼロ金利という重力から、ロケットを飛ばしてできるだけ早く飛び出すべきだ。
この隠喩は、米国のFRBにも当てはまる。たしかに、FRBは昨年12月に利上げを行ったが、ロケットに点火するほどではない。
https://www.bloomberg.com/view/articles/2016-09-23/the-fed-s-mission-a-rocket-launch-from-jupiter
クルーグマン教授が相変わらず辛辣に大統領選に絡む討論会を風刺している。
http://www.nytimes.com/2016/09/23/opinion/the-lying-game.html?partner=rss&emc=rss&_r=1