英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

難民支援策の拡大

 曇り。さあ今日はいよいよ内外投資家注目の日銀政策決定会合である。
 日銀にとって都合の悪いことは何か。それらのリスクには、長期金利が想定以上に上昇するか、まったく反応しないか、である。そもそもイールドカーブを日銀の思うように動かせるかどうかは疑問である。
 中央銀行が、彼らの思うがままにすべてを動かせるわけではない。日銀はマイナス金利を導入し、円高が想定外に進行したことで、そういう教訓を学んだはずである。
 今のところ多くの投資家が想定しているのは、日銀が短期国債を買い増し、20年以上の長期国債の買い入れを減額するという案である。
 日銀にとって一つのリスクは長期金利である。ここ数ヶ月、長期金利は政策の変化を期待して、上昇傾向にある。
 http://www.wsj.com/articles/what-could-go-wrong-for-the-bank-of-japan-1474387036
 国連総会において、30カ国以上の国々が難民問題の解決に向けて、支援を拡大することを決めた。オバマ大統領の呼びかけに応じたものだ。ただし、直接の行動を提示することには失敗した。
 各国が合意したのは、難民の再定住の場所を2倍に増やし、45億ドルに人道援助を増やす。100万人以上の子供たちに教育を支援し、合法な仕事へのアクセスを改善させる。
 具体的な詳細は公開されていない。月曜日の段階では失望も漂っていたが、ムードが変わったのは火曜日だ。
 こうした西側諸国の中には、ドイツやスウェーデンなど、難民に寛大なことで知られる国も含まれている。これらの国は難民申請者の扱いについて、たびたび批判を受けている。アルゼンチンとポルトガルは初めて、こうした再定住プログラムを始めることを約束した。
 問題はこうした約束を実行に移せるか。ロンドンサミットでも同様の約束はあったが、実行に移されていない。
 https://www.theguardian.com/world/2016/sep/20/un-refugee-crisis-response-obama-coalition