英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

トランプの経済政策チーム

 今日も晴れ。猛暑日である。
 シリア情勢。シリア反乱軍がアレッポ東部において攻撃を行った。およそ30万人の市民に対し、人道的な援助や医薬品を届ける主要な一歩になる。
 夕方が近づくにつれ、反乱軍の兵士たちは政府軍に対しより攻勢を強めた。ロシア軍の空爆レバノンからの戦闘員の支援を受けた政府に対し、反乱軍が攻勢に転じた。
 http://www.wsj.com/articles/syrian-rebels-break-through-aleppo-siege-1470504914
 トランプ氏が経済チームのメンバーを発表した。不動産や金融関係のお偉方に偏った人選である。月曜日にはデトロイトにおいて、主要な経済政策を発表する予定になっている。
 過去の共和党政権や共和党の大統領候補たちは除かれており、いかにトランプ氏の反党的キャンペーンが共和党の政策主流派によって厳しい扱いであるかがわかる。しかも、アドバイザーの全員が男性である。
 トランプ氏の政策チームは、ジェフ・セッションズ上院議員の側近を務めていたステファン・ミラー氏が主導している。ミラー氏は1月にトランプ氏の選挙活動に参加した。上院と下院の両方で共和党予算委員会のスタッフだったダン・コワルスキー氏も主導者の一人である。
 経済アドバイザーは不動産会社の重役たちが含まれている。プライベート・エクイティの幹部たちも含まれている。
 エコノミストは3名いる。デビッド・マルパス、ステファン・ムーア、そしてピーター・ナバロ氏だ。マルパス氏はFedの低金利政策に対する厳しい批判者の一人である。
 一方、カール・アイカーン氏も名前に挙げられたが、彼は経済チームに加わることを断ったと伝えられている。
 http://blogs.wsj.com/washwire/2016/08/05/trump-announces-economic-policy-advisory-team/
 エコノミストより。トランプ氏の選挙運動の不和と彼自身の不作法さが多くのトラブルを招いている。
 http://www.economist.com/news/united-states/21703395-divisiveness-his-campaign-and-his-own-loutishness-are-giving-donald-trump-ton