英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

世界貿易への疑問

 マーク・トーマ教授。今年、ホワイトハウスにとって国際貿易にスポットライトが当たりそうだ。トランプ氏は貿易協定について攻撃を加えており、ヒラリー・クリントン氏はオバマ大統領のTPP支持を翻そうとしている。これらの動きはいずれもグローバライゼーションの利益についての見方に左右される。
 米国民は長らく国際貿易について疑わしく思ってきた。しかし、エコノミストは貿易の利益によりサポーティブだ。しかし、経済学の分野で新たな知見が生じ、貿易合意について再考を迫られている。
 この新研究によると、グローバライゼーションは賃金や雇用にマイナスの影響を与える。しかも、貿易のメリットはトップの所得の層におよび、コストはワーキングクラスにのしかかる。
 http://www.cbsnews.com/news/the-toughest-question-about-global-trade/