英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

バイデン政権の経済チーム

 晴れ。

 バイデン政権の経済チームが発表された。民主党の経験のある政策担当者をバランスよく取りそろえた。中には先進的なエコノミストの顔ぶれもみられる。

 イエレン氏は財務長官へ。ニーラ・タンデン氏は予算局長官となる。NEC長官にはブラックロック幹部のブライアン・ディース氏が就任する。これは実務に長けた中道左派を志向した人事である。

 バイデン氏は同時に、急進的な志向を持つエコノミストを3人選んだ。ホワイトハウスの経済アドバイザーはジャレド・バーンスタイン氏に近いプリンストン大学のセシリア・ローズ氏が就任する。

 https://www.ft.com/content/5bf00589-076f-4f13-a683-3bf70c1b99f8

 11月は株式投資家にとって1989年以来の良い月となった。2ケタの利益を得た投資家が多い。

 11月はコロナワクチンの開発でブレークスルーが見られた。そのことが経済的にセンシティブなエネルギーや金融セクターにとって追い風となった。FTSEの世界インデックスは11月に12%上昇した。

 https://www.ft.com/content/4da65570-f747-4992-8a95-9e991e379518

 NYTブリーフ。インドでは農家が抗議活動に立ち上がった。数万人の農家がより市場に即した農政改革に抗議の姿勢を示した。首都ニューデリーで抗議活動が発生した。トラクターやトレーラーで首都に押し寄せ、モディ政権は交渉の姿勢を示している。

 コロナウイルス北朝鮮の経済を苦しめている。唯一の貿易相手国である中国との貿易が滞っているからだ。

 https://www.nytimes.com/2020/11/30/briefing/india-protests-north-korea-coronavirus.html?action=click&module=Briefings&pgtype=Homepage