雨。
ゴールドマンサックスが人事管理政策を見直すという。従来は1から9までの数字で従業員をランクづけしていたが、秋以降、オンラインシステムで従業員が成績のフィードバックを継続的にやり取りできるようになる。
ゴールドマンに限らず、大企業は人事の評価を再考し始めている。
http://www.wsj.com/articles/goldman-sachs-dumps-employee-ranking-system-1464272443
エコノミスト誌最新号は北朝鮮の核問題を取り上げている。世界が北朝鮮の核問題に真剣に対処するには手遅れである。
バラク・オバマが大統領職をスタートさせるにあたって、述べたのは核なき世界という願望だった。今週、彼の任期最後の年を迎えるにあたって、2つの核爆弾が投下された広島を歴代の大統領として初めて訪れる。2010年にはロシアとの間で新たな戦略核管理条約に調印した。もっとも重要な出来事は7月にイランの核開発プログラムを少なくとも今後10年から15年間制限したことだ。
しかし、オバマが失敗したただ一つの分野がある。北朝鮮の核兵器とミサイル開発である。すでに北朝鮮の核ミサイルは韓国と日本を脅かしている。この調子でいけば、オバマ後任の大統領が二期目に入るころには、北朝鮮はニューヨークを脅かす可能性がある。
核兵器に関する禁止事項は3つの柱からなる。一つは拡散を防ぐ政策、2つめは先制使用の基準、そして抑止だ。しかし、北朝鮮はこの3つのいずれにも反旗を翻している。
北朝鮮ほど核兵器に国富の大半をつぎ込んだ国は存在しない。
http://www.economist.com/news/leaders/21699445-it-past-time-world-get-serious-about-north-koreas-nuclear-ambitions-nuclear