英字紙ウォッチング

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米国の新為替政策

 ピーターソン研究所のバーグステン氏らが、米国の為替政策について論じている。
 米国財務相の報告書は、為替操作国を名指しするのでなく、モニタリングリストを公表した。リストには中国、ドイツ、日本、韓国、台湾の5カ国が含まれている。これらの国は将来、「マニピュレーター」になるかもしれない。そのため、しっかりとサーベイを行う必要があるという。
 為替操作国になるかどうか、判断する基準は4つある。米国との貿易が550億ドル以上、過去12ヶ月で200億ドルを超える貿易赤字GDPの3パーセントを超える経常赤字があること、そして、為替市場に対し継続的で一方向の介入を行っていること。最後の基準は具体的には、過去12ヶ月でGDPの2パーセントを超える為替介入を繰り返し行うことを指す。
 https://piie.com/blogs/realtime-economic-issues-watch/new-us-currency-policy