米国のインフレ率が2パーセントの目標に徐々に近づきつつある。
1月のPCEインフレ率は1月、1・3パーセント上昇した。これは2パーセントのFed目標に比べると低い水準にとどまっているが、1ヶ月前よりは上昇している。
食料とエネルギーを除いた、いわゆるコアインフレ率は1月、12月と比べて0・3パーセント上昇した。さらに、エネルギーコストはそもそも不安定であるが、この数週間安定しつつある。そして、ドル高が輸入価格を押し下げている。
先週、フィッシャー副議長は講演でこう述べた。「いったん、原油価格や輸入価格が下落をやめ、底入れすると、インフレに与えるこれらの影響は消失してしまう。これがわれわれが中期的にはインフレ率が2パーセントに上昇すると予想する主な理由だ」
ミシガン大学の消費者センチメント調査によると、今後5年間の平均的な消費者のインフレ期待は2・5パーセントに上昇している。
http://www.wsj.com/articles/u-s-consumer-spending-accelerates-in-january-1456498987
G20ではブレキジットの危険性について、警告が発せられた。
G20において英国は、EUから離脱することがグローバル経済に与えるリスクについて警告を受けた。
米国のルー財務長官は若干強めの口調でこう述べた。「われわれはより強力な英国、より強いEU、そして、より強いグローバル経済を求めている」
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/360a0f4e-dd2a-11e5-b072-006d8d362ba3.html#axzz41QSziB2x