VOXより。
新聞記事から作成した「移民不安指数」。最近の欧州諸国は移民の流入について、かつてないほど不安が高まっている。
これほど多くの人々が欧州に流入しているため、政治的、社会的、そして経済的な結果について、不安が高まっている。
11月13日に起きたパリのテロ事件もこうした治安に関する関心を高めている。その結果、26カ国が加盟しているシェンゲン条約地域の概念も、揺らぎ始めている。
http://www.voxeu.org/article/immigration-fears-and-policy-uncertainty
価格の粘着性についての考察。主流派の経済学の概念では、神の見えざる手が働き、需要と供給のバランスですばやく価格が調整されることになっている。
しかし、現実の経済はそうなっていない。賃金も物価も金利も、粘着的なのだ。
ケインズとルイスはこの価格の粘着性に着目し、概念化したが、あくまで概念にとどまった。彼らは、なぜ賃金や金利が粘着的なのか、説明しようとはしなかったのだ。
しかし、コロンビア大学のスティグリッツ教授は、この謎を解いた。
https://www.project-syndicate.org/commentary/stiglitz-impact-50-years-of-teaching-by-kaushik-basu-2015-12