英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ブラード総裁の反論

 曇り。連休2日目。
 ラグビーの日本代表が強豪の南アフリカをくだし、歴史的な勝利を収めた。世界のラグビー界にも大きなショックを与えたと報じられている。
 スコアは34対32。しかもラスト数分でトライを決め、逆転するというドラマチックな展開だった。日本代表キャプテンは「まるでダビデゴリアテの戦いのようだった。しかし、この日のために過去4年間練習を積み重ねてきた。今日われわれは非常に激しく動いた。コーチや選手だけでなく、チーム全体の努力のおかげだ」と述べた。端的だが、感銘を与えるコメントである。
 http://www.japantimes.co.jp/sports/2015/09/20/more-sports/rugby/japan-beats-south-africa-biggest-shock-rugby-world-cup-history/#.Vf4GtqPovIV
 セントルイス連銀のブラード総裁。経済は利上げを始めるに十分なだけ回復していると述べ、利上げを見送った先週のFOMCの決定に反対意見を述べた。
 http://www.wsj.com/articles/st-louis-feds-bullard-argued-against-fomc-decision-at-fed-meeting-1442691410
 FOMCの決定に対し、批判する声があがっている。一つの理由は、中央銀行の独立性の観点からのもの。過去の歴史を振り返ると、利上げの決定はビハインドカーブだった。2つめは、もし今回利上げができないというのであれば、利上げはいつならOKなのか、ということだ。
 3つめの批判は、中央銀行は金融政策に対し明確な戦略を欠いているようにみえることだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/a0e69d9e-5e29-11e5-9846-de406ccb37f2.html#axzz3mEp3nzBY
 イエレン議長の決定がむしろ世界の金融市場に不安の種を撒き散らしているのではないか、という批判である。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7c42894c-5e1c-11e5-9846-de406ccb37f2.html#axzz3mEp3nzBY