英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

11日間の逃避行

 台風が接近。雨と風のダブル攻撃である。
 米国株価は上昇した。ダウ指数は390ポイント上昇。依然としてボラティリティが激しい。マーケットには中国人民銀行によるマーケット下支え策を催促する向きもあるようだ。
 http://www.wsj.com/articles/stocks-rise-brushing-aside-weak-chinese-export-data-1441699880
 モハマド・エラリアンの寄稿。なぜ高い市場のボラティリティが新たな基準となるのか。6つの理由を挙げている。
 一つは新興国の経済成長の減速。2番目はバブルの領域に達した資産価格だ。
 気になったのは、4番目に挙げられた政策担当者の能力に対する信認が薄れていること。中央銀行に頼りっきりで、政治サイドから経済危機に有効な手を打てないでいる。その象徴がG20におけるメッセージの希薄さだ。
 http://blogs.ft.com/the-exchange/2015/09/08/12726/
 世銀もFedに利上げをとどまるよう警告している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/e5142190-5630-11e5-a28b-50226830d644.html#axzz3l0N346lh
 「何度も死ぬかと思った」。あるクルド人家族の逃避行。ドイツに到着するまでの11日間を振り返って語っている。
 http://www.wsj.com/articles/a-syrian-refugee-familys-grueling-journey-to-germany-1441729286