雨と強風。
サマーズは依然としてイエレン議長の考えに同意できないと述べている。利上げはミステイクだ、と。ＷＳＪのインタビューに答えたものだ。根拠の一つは、マーケットの考える金利上昇の道筋が、Ｆｅｄの考えるドットプロットよりも依然として低いことだ。
また、インフレ連動債も１パーセント近辺のインフレ率を見込んでおり、２パーセントのインフレ目標値には程遠い。これらの証拠は、Ｆｅｄがインフレ防止のために利上げに動くという考えが、過剰反応であることを示している。
では、サマーズ教授の考える、利上げの条件とは何か。一つは賃金や物価の著しい上昇だ。２番目が労働市場や製品市場における持続的な供給不足。３番目が金融市場における理由のつけにくい狂騒（ユーフォリア）だ。
http://www.wsj.com/articles/lawrence-summers-still-disagrees-with-janet-yellen-1443728960
米国の債務上限問題について。ルー財務長官は、11月5日までに議会は債務上限を引き上げなければならない、と述べた。従前想定されていたよりも早く、連邦政府のお金は不足してしまうようだ。
http://www.wsj.com/articles/treasurys-lew-says-congress-must-raise-debt-limit-by-nov-5-1443733802
米国の９月の自動車販売は好調だったようだ。あおりを食ったのがＶＷ。排ガススキャンダルが直撃した格好だ。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/8bc6fafc-682a-11e5-97d0-1456a776a4f5.html#axzz3nB4U4bHt
