雨。今週は雨模様。
メルケル首相は難民危機に関して欧州各国に一層の援助を呼びかけている。欧州委員会は難民保護にかかる負担の分担計画を検討しており、早速フランスのオランド大統領と英国のキャメロン首相が難民受け入れを約束した。しかし、欧州各国の間で難民問題に対する意見の相違も目立っている。
現在のところ予想されている難民の数は16万人。彼ら彼女たちをどの国がどの程度受け入れるのかが当面の焦点となっている。ドイツとブリュッセルにあるEU本部は難民を分担して受け入れることを求めているが、具体的な決定は各国政府にゆだねられている。しかも、多くの国にとって難民問題は政治的に論争を呼ぶテーマであるからだ。
たとえば、ポーランドとハンガリーは強制的な難民受け入れを拒んでいる。英国は今後５年間で２万人のシリア難民の再定住させると表明した。
今年だけで80万人がドイツに難民として保護を求めるだろうと推測されている。ドイツの人口の１パーセントに相当する規模である。
http://www.wsj.com/articles/germany-agrees-to-spend-6-7-billion-more-on-asylum-seekers-1441610728
中国の外貨準備高が減少している。８月に過去最大規模である９４０億ドル減少した。８月の外貨準備総額は３兆５５７０億ドルとなった。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/2d3eb83e-554d-11e5-8642-453585f2cfcd.html?siteedition=intl#axzz3l0N346lh
注目の中国経済。最大の関心はキャピタルフライトであるという。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/1b7ae16e-4ff7-11e5-8642-453585f2cfcd.html?ftcamp=published_links%2Frss%2Fcomment%2Ffeed%2F%2Fproduct#axzz3kzHGV500
