曇り時々雨。
ＷＳＪ電子版のトップニュースはイエレン議長の発言。株価は非常に割高である、と。いくつかの債券、あるいはローン市場において投資家は過剰なリスクをとっていると指摘している。ただ、金融システムの安定性は保たれていると述べている。
イエレン発言後、ダウ株価は１４７ポイントも下落した。
イエレン議長の発言はＩＭＦのラガルド専務理事の質問に答えたもの。ラガルド氏はＦｅｄのゼロ金利政策が資産バブルを生んでいるのではないかと尋ねた。
もう一つの注目点は、社債金利と国債金利の利回り差、いわゆるイールドスプレッドだ。
http://www.wsj.com/articles/feds-yellen-cites-progress-on-bank-regulation-1430918155
大手石油会社は原油価格が下落しているのにもかかわらず、トレーディングで巨額の利益をあげている。第１四半期の決算は、精製部門やコストカットによって助けられ、予想よりも良い利益だった。しかし、それよりも利益を押し上げたのはトレーディング部門だった。
http://www.wsj.com/articles/big-oil-companies-find-gains-in-trading-1430927640
今日は英国の総選挙である。英国の政治家が注目すべきはスコットランドの独立でなく、ＨＳＢＣの本拠地移転のほうである。
ＨＳＢＣの本拠地移転について。英国の政治家は、英国の地理的優位性に自己満足していてはならない、と説く。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/5a205846-f33a-11e4-a979-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3ZDjCXZ8d
