英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

油価50ドル時代のサバイバルゲーム

 快晴。寒いけど・・・。
 OPECによる今年の原油需給予測。米国における生産を過小に、原油需要を過大に見積もっている。原油価格が下落し、コストにすると実に半分になったことによる効果だ。
 http://www.wsj.com/articles/demand-for-opec-crude-will-rise-this-year-says-group-1423482563?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 原油価格が50ドルの時代が続いたら、独立系のエネルギー企業はどれほど生き残れるだろうか。決算シーズンを迎え、投資家はそうした点に注目している。
 こうした企業のカルチャーは、原油価格が下がったことによって大きく変わった。フォーカスはコストカットと低リスクのプロジェクトに向いているという。
 これら独立系エネルギー企業は、原油価格が100ドルの時代、かなりの借り入れを起こしていた。それがいまや大きな負担となってのしかかっている。
 http://www.wsj.com/articles/oil-producers-stress-survival-skills-1423520124?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories
 ロシア情勢の悪化によって、モルガン・スタンレー系のファンドが2012年と2013年に投資した不動産案件に損失のリスクが出ているという。原油価格の低迷や西側制裁によるルーブル安が原因だ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/38908fdc-a666-11e4-9bd3-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3RIIo6l4n