英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

原油安かく乱

 風が強いが晴れ。
 WSJ電子版トップは原油安関連のニュース。ブレント価格が50ドル近くまで下落している。2009年4月以来の水準だ。
 原油安の背景には、供給の増加観測と、世界経済の減速懸念の2つがある。ベンチマークであるブレント価格は51・1ドルまで低下した。
 原油安は金融市場全体をかく乱する状況になっている。
 http://www.wsj.com/articles/oil-prices-extend-declines-1420523070?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories
 これも原油関連の記事。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/3cb81340-9587-11e4-a390-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz3O5Y4D1nY
 ユーロ圏はとうとうデフレ状態に陥った。5年ぶりに消費者物価がマイナス0・2パーセント(2014年12月)なった。原油価格の下落が原因だ。
 今年1月もデフレ状態の継続が予想されている。今月22日に予定されているECB理事会では、量的緩和の導入など、よりアグレッシブな政策への期待が高まりそうだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c65f18b6-9652-11e4-a40b-00144feabdc0.html#axzz3O9093OBr