英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

カレンシー・スピルオーバー

 晴れ。今週は天気の良い日が続く。
 米国のルー財務長官が欧州を訪問している。世界経済のスランプから抜け出すために、欧州に対し、ドイツ主導の緊縮財政路線を弱めるよう要望した。ドイツに対しては、財政支出を拡大して、経済を浮揚させるよう要望した。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323820304578412673085270076.html?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 通貨戦争対通貨スピルオーバー、と題する記事。日本はアジア諸国から「通貨戦士」と名前をつけられているらしい。しかし、日本の金融政策はFedやIMFからお墨付きを得て、為替操作ではない、とされている。なぜなら、今回拡張するバランスシートに、外国為替は含まれていないからだ。
 http://www.econbrowser.com/archives/2013/04/currency_wars_v.html
 ポルトガル情勢。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2013/04/the-commission-on-portugal-is-this-for-real.html 
 日米欧の中央銀行は大規模な金融緩和政策を続けており、インフレ懸念を読んでいる。しかし、むしろインフレ懸念は後退している、というIMFの予測。
 http://blogs.wsj.com/economics/2013/04/09/inflation-fears-overblown-imf-says/
 投資家はジャンク債へ回帰している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/144d2334-a117-11e2-990c-00144feabdc0.html#axzz2Q0PVGKc9