英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

人口減と労働生産性

 日本の人口減少と労働生産性の関係について。米国やユーロ圏と比べ、日本の実質GDPの成長率は1990年代後半以降、見劣りがする展開になっている。総労働時間は1991年をピークに減少の一途をたどっている。
 そして、労働力人口は急速に減少し、今後も減少は止まらない。米国は安定的に労働力人口を確保できているが、今後は減少が予想されている。
 一方、労働生産性は、米国や欧州と比べて日本が大きく見劣りがするわけではない。
 労働時間や一人あたりの実質GDPをみる限り、日本はごく普通の国になりつつある。 http://ftalphaville.ft.com/blog/2012/08/13/1115701/labour-productivity-vs-demographics/