夜中に雨が降ったようだ。三連休が終わり、仕事へ。
昨日はFedのイエレン副総裁のスピーチがあったようだ。あとで読むことにする。
更新は113回目。
FTの電子版トップニュースはこれ。
http://www.ft.com/cms/s/0/fd62a344-d56f-11df-8e86-00144feabdc0.html
規制当局は、グローバルな金融機関清算スキームをつくろうと、躍起になっている。しかし、欧州と米国との間で、その考え方の違いが浮き彫りになっている。
米国は火曜日に、いわゆるレゾリューションの仕組みを提案する予定だ。これは、破綻した大規模金融機関に資産を売却させ、債権者に債権調整を行わせるという仕組み。その際、納税者の負担はない。
しかし、国際社会から、この案への批判が飛び出している。BOEのタッカー副総裁は、そのような金融機関の資産を買う投資家が出てくるか疑問、と批判した。そのような金融機関の従業員も働こうと思わないし、カウンターパーティとなる金融機関も取引をしようとしないだろう、とみる。
欧州ではopen bank resolutionsを志向しているのに対し、米国は強制的な金融機関清算を検討している。また、米国は欧州ほどコンティンジェント・キャピタルに熱心ではない。
国際的な金融機関清算の仕組みをつくるのは、非常に長い時間を要する。
キーワードとして挙がっているのは、世界的な食糧危機(global food crisis)。
http://www.ft.com/cms/s/0/12b06cee-d300-11df-9ae9-00144feabdc0.html
とうもろこしやお米、小麦の価格が高騰している。天候不順が原因。07年から08年に起きた食糧危機の再現が懸念されている。
米農務省は、同国のとうもろこしのストックは、過去14年で最低のレベルだと警告している。
食肉業者の株価も冴えない。
スイス中央銀行に関する記事。
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5j8u5BmYNe0hp6-mfdCo-PzpPLUMA?docId=CNG.82844a7168d1763675732e3b0cd114ba.e11
スイス中央銀行が議会に対し、同国の大規模金融機関、すなわちUBSとクレディ・スイスの資本規制を国際基準より厳しくするよう求めている。
発言の主は、スイス中銀のトーマス・ジョーダン副総裁。国際規制より、コモン・エクイティで4割、総資本で8割増しを求めている。その結果、2台銀行合計で、750億スイスフラン(780億ドル)が必要意になるという。