英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドラギの拒絶

 晴れ。永田町はすっかり選挙モードに突入した。
 夏のバカンスを終え、シャトル外交を繰り広げている欧州首脳。欧州危機が再燃する。
 ECBの計画している国債買い入れ計画について、ドイツ・ブンデスバンクの批判をドラギ総裁は拒絶した。国債買い入れはECBの権限の範囲に含まれていると反論。通常の金融政策を超えて、行動することが必要な場合もあると述べた。
 ドイツのツァイト紙への投稿。
 ECB内部では、具体的な買い取り策定について熟議が続いている模様だ。ドラギ総裁はジャクソンホールに欠席するが、まだ買い取り策が具体化していないことをうかがわせる。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/403e0a74-f1ec-11e1-8973-00144feabdc0.html#axzz24t2AmLLb
 メルケル首相が首相就任後6回目となる中国訪問を行う。テーマは人権問題や特許保護問題だ。ドイツにとって中国市場は、米国や欧州向けより小さいが、成長率でいうと、より重要性を増している。
 http://online.wsj.com/article/SB10000872396390444506004577618272934149832.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories