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イギリスのジョンソン首相が辞任することになった。混乱の圧力に屈し、辞任に至った。スナク大臣らが後任候補に取りざたされている。
イギリスのジョンソン首相が木曜日、騒々しい3年間の任期を終えることになった。ジョンソン氏は保守党の党首をやめることになったが、首相の座を即座に辞めることは拒否した。ジョンソン氏いわく、後任が9月に選ばれるまで職にとどまる。
後任候補としては、スナク氏や外務大臣のトラス氏、防衛大臣のウォレス氏らの名前が取りざたされている。
ジョンソン氏が首相の職にあった3年間、イギリスはEUから離脱し、コロナを経験。さらにロシアによるウクライナ侵攻など、波乱続きだった。2019年の総選挙では過去40年間で、もっとも大きな勝利を保守党にもたらした。
現代英国政治におけるもっとも論争好きの首相の1人である。しかし、自身のついた嘘と失敗、パーティゲートなどのスキャンダルによって徐々にその基盤を崩されることになった。
ジョンソン氏によると、次の党首を選ぶ保守党の党首選のスケジュールは来週決められる。
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