曇り。
FTは日本が直面する世界インフレについて取り上げている。円安は日銀に対し、数十年間続けた金融緩和を見直すよう、圧力をかけている。
1998年、日本円は7年前にはじけたバブルの影響を受け、対ドルで安値水準を更新した。当時、財務省幹部だった黒田東彦氏は当時、行き過ぎた円安は日本経済にとってマイナスであると述べた。
ほぼ25年後、この黒田氏は日本銀行総裁として同じような言葉を繰り返している。足元のドル円相場は137円をつけ、この円安が止まるのかどうか、トレーダーらは不確実なままである。
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