英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ハト化するFed

晴れ。 Fedは2022年の終わりまで、利上げを見込んでいない。5月の雇用統計は予想以上に良かったにも関わらず、Fedのトーンはハト派的だった。 Fedの幹部らは、ゼロ金利が2022年末まで続くとの見通しを示した。コロナウイルスの流行前まで失業が戻るには数年…

広がる米経済への楽観論

晴れ。 モルスタのゴーマンCEOの警告。米国経済の背後にはまだ悪い事態は過ぎ去ったと。 ゴーマン氏は顧客向けの年次総会において、5月の雇用統計が予想以上に良かったことは、最悪の事態は過ぎ去ったようと述べた。融資の引き当て費用は第2四半期においては…

米国株は上昇

晴れ。 米国の株価は大きく上昇し、この1年の損失を吹き飛ばす勢いだ。S&P500指数は1.2%の上昇。Nasdaqにも楽観論が広がっている。 投資家の間には経済活動が復活するとの楽観論が広がり、中央銀行の刺激策にも触発されたラリーが続いている。 S&P500は2020…

米国の失業、その本当の姿

曇り。 アメリカの失業危機について、その本当の規模についての疑惑が残っている。コロナ危機のさなか、政府は信頼のおけるデータ収集に努めている。 労働市場統計の発表に責任を持つ米国の政府機関は、本当の失業率がいくらであるのか、突き止めようと苦闘…

雇用統計の限界

晴れ。 雇用統計の続報。週次の失業データは、いかに働いていない労働者が多いかを反映できていない。 月次の雇用統計はこれまでもたびたび大きなサプライズをもたらしてきた。しかし、金曜日のそれは、その規模において驚くべきものだった。 ウォールストリ…

アメリカの失業率は13.3%

曇り。 アメリカの雇用統計。失業率はなんと下落し、13.3%となった。高水準だが、動きが早い印象だ。 当然のことながら、マーケットはこの数字を好感し、株価は上昇している。 5月の新規雇用者数は250万人も増加。コロナウイルスによる経済へのダメージは、…

米国社会の分断

晴れ。 米国社会のさまざまな側面での分断。共和党の上院議員らは、マティス前国防長官によるトランプ氏批判を支持する考えを示した。 ベテランのある共和党上院議員は、トランプ大統領を支持すべきか否か、内心葛藤していると述べた。大統領は共和党内部で…

危機をチャンスに変えられるか

PEは危機をチャンスに変えられるのか。エコノミストより。彼らのパフォーマンスは、投資家だけでなく、経済全体にとっても重要な意味を持つ。 健全なステュワードシップが2007年の危機の際に試された。銀行のトップはあまりに過剰なリスクを取り過ぎた。スタ…

スティープ化する米国債利回り

曇り。 米国債のイールドカーブはスティープ化した。30年債の人気は下落した。 トレーダーらはFedの政策シフトをにらんでおり、政府支出の増加を織り込んでいる。 長期の米国債が投資家の人気を失っている。その結果、長期債の利回りが3月以来の水準に上昇し…

全米の夜間外出禁止令

曇り。 抗議デモは夜間の外出禁止令を無視する形で広がっている。これに対し、トランプ大統領は暴動を鎮めるために、軍隊を送ると脅している。 トランプ大統領は軍隊主導の取り締まりをデモ隊に対して要求している。ニューヨークからアトランタ、ロスアンジ…

エリオットの勝利

香港の東亜銀行の経営権をめぐり、エリオット・マネジメントが勝利を収めようとしている。 エリオットマネジメントは、香港の東亜銀行をめぐる戦いに勝利しようとしている。香港のおける大規模な家族経営銀行で、銀行業務の売却に動いていた。 ポール・シン…

深刻化する米国の暴動

薄曇り。 米国ではコロナよりも、人種問題が深刻なものになってきた。トランプ大統領は抗議活動を鎮めるために、軍隊へ出動を要請している。フロイド氏殺害に伴う路上における混乱を支配するだろうと大統領は述べた。 今回の混乱は過去数十年でもっとも大規…