晴れ。
米国の株価は大きく上昇し、この1年の損失を吹き飛ばす勢いだ。S&P500指数は1.2%の上昇。Nasdaqにも楽観論が広がっている。
投資家の間には経済活動が復活するとの楽観論が広がり、中央銀行の刺激策にも触発されたラリーが続いている。
S&P500は2020年初のレベルまで戻している。先週金曜日に雇用統計が予想以上に良かったことを反映した。
優良株で構成されるダウ指数は1.7%の上昇となった。主にボーイングがけん引した。航空旅行の回復を見込んでいる。
米国株は3月中旬の水準から40%以上上昇した。不思議なのは、コロナウイルスによって景気後退が引き起こされ、ジョージ・フロイド氏の殺害によって混乱が広がっているにも関わらず、こうした株価上昇が続いていることだ。
「マーケットは常に上にも下にもオーバーシュートする」という発言もある。現在、株式市場が期待しているのはV字型の回復で、それはあまりに楽観的である。
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