英字紙ウォッチング

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危機をチャンスに変えられるか

 PEは危機をチャンスに変えられるのか。エコノミストより。彼らのパフォーマンスは、投資家だけでなく、経済全体にとっても重要な意味を持つ。

 健全なステュワードシップが2007年の危機の際に試された。銀行のトップはあまりに過剰なリスクを取り過ぎた。スター的存在のヘッジファンドのマネージャーらは、損失に苦しんだ。

 銀行は規制の重しに苦しみ、ヘッジファンドのリターンは平凡なものになった。

 そんな中でPE、プライベートエクイティはこうしたトレンドの唯一の例外であり続けた。2007年~2009年の危機時に仕込んだファンドのリターンは、年率で18パーセントにも達した。それ以上に重要なのは、投資家、それはすなわち大学基金から公的年金ファンドまでを指すが、それらはより多くの資金をPEマネージャーらに手渡しているのだ。

 大手のPEは今や、バイアウトだけでなく、不動産やクレジット市場をカバーする金融コングロマリットというべき存在に進化した。

 https://www.economist.com/finance-and-economics/2020/05/30/can-private-equity-firms-turn-a-crisis-into-an-opportunity