曇り。
抗議デモは夜間の外出禁止令を無視する形で広がっている。これに対し、トランプ大統領は暴動を鎮めるために、軍隊を送ると脅している。
トランプ大統領は軍隊主導の取り締まりをデモ隊に対して要求している。ニューヨークからアトランタ、ロスアンジェルスまで、全米にわたり当局は夜間外出禁止令を出している。公民権運動が広がった当時以来の出来事である。
ジョージ・フロイド氏の死亡に伴う抗議の声は続いているが、警官との衝突は緩やかになっている。
ワシントンでは、ホワイトハウス近くのラファイエット公園近くに抗議者らが集まった。大統領の住居から群衆を守るため、フェンスが強化されている。
デモは、大統領が歩いて協会に向かうために、道路を開けるために催涙ガスが使用された後に発生した。この大統領の行為は宗教指導者や幾人からの共和党議員から批判を浴びている。
マサチューセッツ選出のエリザベス・ウォレン議員は抗議活動に加わった。そして、「大統領は我々に暴力をふるおうとしている」と批判した。
ニューヨークでは、マンハッタンとブルックリンで夜間外出禁止令が始まった後も、デモが続いている。ニューヨークの外出禁止令は今週いっぱい続く見通しである。
ペンタゴンはノースカロライナとニューヨークから1600人の兵士をワシントンへ移すと表明した。これは今回の抗議活動に対する最初の軍の反応である。
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