英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナ第2波への懸念

曇り。 ドイツと韓国、中国で起きているコロナ第2波への懸念が浮上している。経済再開への障害となる可能性がある。 韓国とドイツ、中国をコロナウイルスの第2波が襲っている。欧州では数百万人が経済の一時的な再開の準備を進めているが、社会的な制限を緩…

危険な格差

小雨。 エコノミストより。 株式市場の歴史はドラマに満ちている。1929年の大恐慌。1987年のブラックマンデー。これらの時は20%の株式価値が1日で消失した。こうした前例を考えれば、過去8週間の出来事ほど驚くべきことはないかもしれない。 いったん株式は…

日本の創業家資産売却のゆくえ

ニチイ学館がベインキャピタルと組んで、MBOで非上場化する。創業家の資産売却ブームが始まるのか。 44%保有する創業家一族の株式を買い取る。それ以外の大株主にはエフィッシモキャピタルなどが含まれるが、過去1カ月の株式に39%のプレミアムをつけ、一株…

4月の失業率14.7%

曇り。 米国の4月の失業率は何と14.7%に急騰した。2000万人以上の人が職を失った。 14.7%という数字は第2次世界大戦以来の数字で、コロナウイルスの流行により、2050万人の米国人が4月に職を失った計算になる。 米国の労働市場における暗い見通しは、数週…

ロシアの言論統制

ロシアの言論統制。この国の言論統制といわれても驚かないが、1999年創刊の経済紙が言論統制されているという。 https://www.economist.com/europe/2020/05/09/russias-leading-business-paper-is-being-gagged

米国債市場の弱気サイン

株価は上昇しているのにも関わらず、米国の国債市場が弱気サインを発している。 2年ものと5年もの国債の利回りは歴史的な低水準に沈んでいる。マーケットの将来見通しではマイナス金利が予想されている。 米国の債券市場は弱気のシグナルを発している。株価…

スタグフレーションの復活

快晴。 1970年代のスタグフレーションが復活するのか。インフレは死んだというのは誇張気味の言説であり、コロナウイルス後はインフレが再浮上するかもしれない。 https://www.ft.com/content/5f4ef4f6-8ad6-11ea-a109-483c62d17528

新興国経済の脆弱性

曇り。新興国のうち、もっとも脆弱なのはどこか。 https://www.ft.com/content/31ac88a1-9131-4531-99be-7bfd8394e8b9

米国の死者、ピークアウトか

晴れ。 米国の1日あたりの死者が初めて、1000人を下回った。一つの理由は、ニューヨーク州で死者が減ったことが大きい。 死者が1000人を下回ったのは約1カ月ぶりのことだ。米国のコロナウイルス感染者の中心源はニューヨーク州で、そこが減ったことが大きい…

Jクルー経営破綻

曇り。 ファッションブランドのJクルーが経営破綻した。コロナウイルスの影響を受けた。コロナウイルス前から、重い債務負担に苦しめられていた事情もあったようだ。同社は債務者との間で、16.5億ドルのデット・エクイティ・スワップで合意した。 Jクルーは…

ロックダウン後の世界

エコノミストより。ロックダウン後の世界を論じている。想像するだに困難な世界がさまざまな面で待ち受けている、と。 コロナ後の世界は悲惨なものになる。それは中国がなぜかを示してくれる。 中国は2月にロックダウンを終了させた。工場は忙しくなり、路上…

バフェット氏、航空株を全部売る

晴れ。 ウォレン・バフェット氏は、米国の航空株はすべて売却すると述べた。バーチャルで年次総会を開き、現在、買う投資先はないと述べた。 バークシャー・ハサウェイは4つの米国航空会社株を保有している。それをすべて売却したと明らかにした。具体的には…

金正恩の消息

快晴。 北朝鮮の金正恩氏が久しぶりに公衆の場に姿を現した。 韓国のニュースによると、金正恩氏は工場の開所式に登場したという。金氏が公衆の面前に姿を見せたのは3週間ぶりのことだ。 金氏をめぐっては、その健康状態とどこで何をしているかをめぐって、…

カーライルを直撃

快晴。 コロナウイルスはPE業界を襲っている。カーライルは12億ドルの投資損失を計上した。コロナウイルスの影響のせいだ。 カーライルが運営する3つのファンドすべての利益が吹き飛んだ計算で、カーライルの幹部らは最低限のパフォーマンス手数料しか受け取…