英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

株安の真因

今回の株安はなぜ起きたのか。その理由の分析である。 一つは先週金曜日の雇用統計。市場参加者にとって悪いニュースであると受け止められた。インフレに関する新しいニュースと関連づけられた。ハト派のイエレン議長が退任することもこの見通しに拍車をかけ…

リバウンド株価

快晴。 一昨日の株価下落から、昨日は大幅に回復。ダウは2・3%高で引けた。この日の取引は1200ポイントの幅で上下した。株式市場にボラティリティが戻ってきたが、その中で投資家は何とかペースを保とうともがいていた。東京市場からマドリードまで、…

フィリップスカーブの死?

フィリップスカーブは死んだのか。ダラス連銀より。結論は有用である、としている。 インフレの動きはフィリップスカーブのモデルでうまくとらえられているのか、それとも、この思考の枠組みは時を追うにつれ、妥当性を失いつつあるのだろうか。米国の経験か…

M&Aブーム

M&Aブームが示すのは、クレジットサイクルがピークに近づいているという恐れである。いわば終わりの始まりである。 先週、ブラックストーンはトムソン・ロイターに関する170億ドルの取引をまとめた。ブラックストーンにとって金融危機以降でもっとも大き…

ダウ急落

晴れ。今年に入り、ブログにうまく投稿できなくなった。何が原因か不明である。 ダウ指数が大きく下落した。1100ポイント以上の下落である。世界の株式指数も2018年に上昇した分が消え去った。トレーダーたちは不安を表している。 長期にわたる世界…

パウウェルの挑戦

晴れ。 FTへのサマーズ氏の寄稿。パルウェル氏のFedにおける挑戦、と題している。 米国経済にとっても幸運なことであった。イエレン議長が認識した構造変化と歴史的経験から導いた政策ルールの変更がうまくいったからだ。もしそうした政策を彼女がとらなかっ…

スペインのスキー

雑感。うらやましい…。 https://www.ft.com/content/55a9fde8-0724-11e8-9650-9c0ad2d7c5b5

大学進学の効用

エコノミスト誌より。大学進学の効用は、若者にとって以前より重要になっている。ただ、経済的なリターンは低下し続けている。 ソウルのある教室では、多くの10代の子供たちが机に覆いかぶさるようにして勉強をしている。8時に勉強が始まり、4時半に終わる。…

上向く賃金

1月の雇用統計が発表された。新規雇用者数は事前予想を上回って20万人増加、賃金も上向いている。民間部門の平均時間給は2・9パーセント上昇した。 労働市場は引き続き引き締まっており、前の景気後退が終わって以降、年間ベースでもっとも高い賃金の伸び…

ダウ急落

薄曇り。 マーケットが揺れている。ダウ株式相場は650ポイント以上も下落。インフレに対する懸念により、債券金利が上昇するのではないかとの懸念から、株式相場を下押しした。 珍しい市場の変動が金融市場を揺らし、株式市場と債券市場を金曜日に揺さぶ…

続く米債の売り

米国債の売りが強まっている。10年債金利は上昇し、2・8パーセントをわずかに下回る水準をつけている。 米国債金利は4年ぶりの高い水準だ。株式市場に影響を与える可能性がある。 世界経済が好調を続け、インフレ率の高まりから債券市場に圧力がかかっ…

ヘルスケア革命

雪。みぞれ雪である。 エコノミストの最新号。ヘルスケア革命が間もなくやってくるのだという。 https://www.economist.com/news/leaders/21736138-welcome-doctor-you-revolution-health-care-coming 米国の労働生産性が低下している。 https://www.wsj.com…

イエレン最後のFOMC

曇り空。昨夜は皆既月食。夜空を見上げる人々の姿が目に付いた。 FBIはホワイトハウスに対し、2016年の選挙活動におけるメモを放出しないよう要請した。メモはFBIの捜査が不適切だとして、罵詈雑言に満ちている内容だとされる。 https://www.wsj.com/art…