英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

TPP11

晴れ時々曇。気温が上昇し、ポカポカと暖かい。 TPP11の合意がなった。米国抜きで環太平洋諸国が貿易自由化で合意した。最終合意に至る直前にカナダの留保があったが、見直しのあった条約の核となる部分で大臣らが合意した。 加盟国を合計すると、10兆ドル以…

ドイツ銀行の下方スパイラル

ドイツ銀行に対する手厳しい分析。過去20年にわたって、ドイツの眠れる銀行だったのが、世界最大の銀行に生まれ変わった。しかし、今や修復不能な下向きのスパイラルが止まらない、という。 https://www.ft.com/content/60fa7da6-c414-11e7-a1d2-6786f39ef675

サマーズペーパー

パウウェル新議長のもとで、FRBの政策はほとんど変更はないようだ。エコノミストらによる予想である。96%のエコノミストがパウウェルが中央銀行を率いる資格がある、とみている。 https://www.wsj.com/articles/economists-see-few-monetary-policy-changes…

大統領の地政学

快晴。 今週のエコノミストのカバーストーリーは、地政学の話題。米国の世界的な影響力はトランプ氏になって衰えつつある、と指摘している。トランプ大統領のアジア歴訪はこの事実を隠すことはできない、と手厳しい。 ちょうど一年前、トランプ氏が大統領に…

トランプにノー

エコノミスト誌より。 トランプ大統領自身とその政策に、ヴァージニア州の有権者はノーを突きつけた。 https://www.economist.com/blogs/democracyinamerica/2017/11/trumpism-trumped-0

トランプディール

空は青いが強風。 トランプ大統領の訪中に関するニュースである。訪中によってビジネス取引とともに、北朝鮮への警告をもたらした。中国とは90億ドル相当の取引を行った。 https://www.wsj.com/articles/trumps-china-trip-brings-admonitions-on-north-ko…

トランプ診断

スティグリッツ教授の辛辣なトランプ評である。 トランプ大統領は共和党の提案した減税を支持するなど、不可解な経済政策能力を持っている。この減税案は大統領自身を個人的に利する提案である。その一方、相対的に穏健なパウウェル氏を次期FRB議長に選んだ…

サウジ対イラン

東欧諸国の経済は非常に堅調のようだ。危機以降、もっとも力強い成長を続けている。 https://www.wsj.com/articles/eastern-europe-set-for-strongest-economic-growth-since-crisis-1510063202 ダドリー後任探しは難航しそうだ。高いマーケットと経済の知識…

同盟国の心配

曇。PCとブログの調子が悪い。 アジアにおける米国の同盟国としては、トランプ大統領がニクソン大統領が中国に対してしたような「取引」を再び中国との間で行うのではないかと、心配している。 https://www.wsj.com/articles/u-s-allies-fear-trump-will-pul…

パラダイス文書

パナマ文書に続き、パラダイス文書が話題になっている。オフショアにおける金融をめぐり、政治的な反響が広がりそうだ。専門家によれば、内容もパナマ文書とは異なっているという。 主な内容はオフショアにおける租税回避行動によって、富めるものがますます…

ダドリー退任

晴れ。 ニューヨーク連銀のダドリー総裁が2018年半ばに退任する計画が発表された。2019年1月の任期を待たずに職を退く。 後任が誰か、推測が出ている。 https://www.wsj.com/articles/new-york-fed-announces-dudley-plans-to-retire-in-mid-2018-1509977304

トランプ・プーチン会談

晴れ。 トランプ大統領はアジア歴訪中、プーチン大統領との会談を予定しているのだという。トランプ大統領は北朝鮮問題の解決にあたって、ロシアの助力を必要としていると語った。 トランプ大統領のアジア歴訪は、日本の安倍首相からスタートした。この旅は…

欧州の選択

FTより。副題は、フランスの野望か、それともドイツの金勘定か、といったところか。 ベルリンはパリにおける強力な同盟を必要としているが、マクロン改革については無関心を決め込んでいる。 現在、パリからは、数多くのEU回復策が浮上している。一方、ドイ…

サウジの粛清

快晴。 サウジアラビアで、王子や大臣、首長らが腐敗容疑で相次いで逮捕されている。ムハマド・ビン・サルマン皇太子による粛清なのか。少なくとも11人もの王子、官僚やビジネスマンらが逮捕された。 サルマン国王は土曜日の早朝、委員会の開催と息子である…

何しにアジアへ?

トランプのアジア歴訪。エコノミスト誌は、議題のない歴訪である、と辛辣に皮肉っている。 米国がアジアを軽視していることに関心を持っている人々にとって、トランプのアジア歴訪は一種の達成である。習慣の生き物である米国大統領は、自国のベッド以外で夜…

共和党減税を評価する

共和党の減税案について。エコノミストより。 共和党の税制改革案と称されるものが、果たしてどんなものなのか、議論が今年巻き起こった。効率性や公平性を改善させるものなのか、それとも単なる減税に過ぎないのか。 長い議論の結果、税制改革案の一部が11…

パウウェル新議長の難題

曇。三連休の中日である。 スペイン政府は、カタルーニャ地方のプチデモン氏に対する召喚状を発した。同地方の前大統領だったが、現在はベルギーにいる。反乱と騒乱罪に問われている。 スペインの裁判所は、解任されたプチデモン前首相に逮捕状を発した。4…

米税制改正の真の狙い

米国の税制改革の詳細が明らかになった。狙いは税回避行動をとる多国籍企業にある。 一見、法人税率が35%から20%に下げられて、企業のロビイストたちは喜んだかにみえた。しかし、反租税回避条項をみて、不安に駆られ始めている。彼らの関心は、1986年以降…

トランプのアジア歴訪

一日中、晴れ間が広がる。 トランプ大統領のアジア歴訪が始まる。最優先の課題は、北朝鮮の隣国との関係を築き、平壌により強い圧力をかけることだ。 https://www.wsj.com/articles/north-korea-will-be-top-subject-for-trump-during-asia-tour-1509701406 …

新議長への打診

晴れ。ようやく天候が落ち着いてきた。 トランプ氏はジェローム・パウウェル氏に新議長就任を打診した。利上げ路線を継続するともに、金融規制を緩和する動きが強まりそうだ。 上院の承認が得られれば、パウウェル氏がイエレン議長を引き継ぐ。 パウウェル氏…

ビジネス環境世界一

晴れ。 ニューヨークでテロ事件が発生した。8人が死亡、15人が怪我を負った。トラックで歩道に乗り上げる事件だ。ドライバーは「神は偉大なり」と叫びながら、突っ込んだ。29歳の男とみられている。 https://www.wsj.com/articles/at-least-6-die-in-lower-…