英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ラジャン総裁の批判

 昨日は夕暮れどきに雨になった。今日は晴れ間が広がる。
 米国経済の成長率は、半年ごとにみると、過去10年間でもっとも高い成長率となった。個人消費だけでなく、設備投資や輸出が伸びた。第4四半期のGDP成長率は3・2%だった。エコノミストの事前予測に沿った数字だった。
 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304428004579352472437635350?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 一方、こうした米国経済の好調ぶりと対照的なのが新興国だ。
 ここ数日の新興国市場の荒れ模様について。インド中央銀行のラジャン総裁がインタビューの中で、先進国の自己中心的な経済政策が新興国市場の混乱を引き起こしていると厳しく批判した。
 インド、トルコ、それに南アフリカの各国中央銀行は今週、政策金利を引き上げた。
 ラジャン総裁の発言は、G20諸国の国際協調が機能していないことを示唆するものだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/cc1d1716-89ac-11e3-abc4-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz2rvTHxMHu
 デンマークでは政府系企業のドング・エネルギーにゴールドマン・サックスが19%出資したことを政府が認めたことに対し、国民の怒りが爆発している。連立政権を揺るがす事態にまで発展している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/5ae48e0e-8992-11e3-abc4-00144feab7de.html#axzz2rvTHxMHu