英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドイツの楽観論

 年末モードなのか、突発的な出来事以外、大きなニュースがなくなってきている気がする。
 欧州債務危機は、ドイツの景況感にほとんど影響を与えていないようだ。12月の「ビジネス天気インデックス」によると、失業率が低下し、消費者は好調なドイツ企業の先行きに楽観している。
 この点は他のユーロ圏諸国とは対照的だ。ECBはこの冬、ユーロ圏がリセッション入りすると予想している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/9b004436-2afa-11e1-8a38-00144feabdc0.html#axzz1gx4OYY6P
 ユーロ危機がどういうチャネルで世界経済に波及するのか。
 一つは貿易チャネル。だが、米国にとって輸出はGDP構成比の中で大きな割合を占めていない。より重要なチャネルは米国のクレジット条件が厳しくなることだ。
 http://www.calculatedriskblog.com/2011/12/credit-stress-indicators.html