曇り。
ゼレンスキー大統領が米国を訪問した。戦況は芳しくなく、ウクライナと同盟国は方針を変更する必要がある。戦争の目的とNATO加盟を検討する必要がありそうだ。
もしウクライナとその同盟国がロシアとの戦争に勝つつもりであるのなら、まずは戦争に負けつつあるという現実を認める必要がある。過去2年間、ロシアとウクライナは高コストの戦争を続けてきた。
これは維持不可能である。今週、バイデン大統領と会談するために訪米したゼレンスキー大統領は、新たな資金と武器を求める「勝利の計画」を持ち込んだ。しかし実際はウクライナはより野心的なものを求めている。
ロシアはウクライナ東部で前進を続けている。ただ前進はゆっくりと、かつ大きな代償を伴うものでもある。最新の試算によると、ロシアは1日あたり1200人の死者と負傷者を出している。これまでの累計で50万人にのぼる。しかし、ロシアの5分の1の人口しかいないウクライナは、同様の犠牲者を出している。ロシアの戦争努力が尽きる前に、ウクライナのほうがぼろぼろになりそうだ。
戦場以外でもウクライナは苦闘している。ロシアは電力網を破壊した。厳しい冬をウクライナ国民は停電の中で過ごさなければならない。国民は戦争に飽きている。