快晴。
ロシアのプーチン大統領はベラルーシに戦術核兵器を送ったと述べた。ソ連崩壊以降、ロシアは国境の外に核兵器を展開したことはなかった。
ウラジミール・プーチン大統領は金曜日、ロシアが戦術核兵器の弾頭部分を隣国であるべらるーすに配備したと述べた。そして、ウクライナで同種の兵器を使用する可能性に言及した。
もしこの配備が確認されれば、ソ連崩壊以降としては初めて、国境外に核兵器が展開されたことになる。ロシアは戦術核兵器について、再び支配力を得たことになる。
サンクトペテルブルグの経済カンファレンスにおいて、プーチン氏は数は言及しなかったが、核兵器弾頭をベラルーシに配備したと述べた。この夏の終わりか年末までに配備は完了するという。
「自殺核兵器」と呼ばれる戦術核兵器は戦略核よりも小さく、戦闘場面で短距離で使われることが想定されている。第二次大戦で日本に投下された原爆の3倍以上の威力があるという。
プーチン氏は、米国が欧州に展開している核兵器の数を理由に、プーチン氏は核兵器展開の正当性を主張した。プーチン氏はたびたび、ウクライナ戦争でロシアという国家の存立が脅かされれば、核兵器を使う可能性に言及している。
ウクライナ振興がうまくいっていない状態がことが続いており、プーチン氏はここ数週間、核兵器使用の可能性に言及する場面が増えている。
経済フォーラムでプーチン氏は、西側諸国との兵器コントロール交渉にいかなる努力を払っても抵抗すると述べた。
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