JPモルガンのダイモンCEOの中国訪問。中国における「冷たさ」を実感するものであった。コロナ後の中国経済再開にも関わらず、コロナ禍で冷え込んだコミュニケーションはそのままである。
JPモルガンは数年ぶりに、中国本土でサミットイベントを開いた。上海で開かれたカンファレンスにはおよそ3000人が参加した。テーマは「リニューアルへの準備」である。
このイベントの意味の1つは、コロナ後における中国の国際ビジネスへの復帰である。開会式のお祝いにも関わらず、米銀のアプローチは非常に警戒心にとんだものであった。
ブルームバーグテレビによるダイモンCEOのインタビューなど、いくつかの例外を除き、カンファレンスは基本的に非公開だった。出席者の一人は、コミュニケーション環境は全般的に最悪のものだったという。
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