英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

危険水域の金融市場

 快晴。

 大幅株安である。2020年12月以来の下落幅となった。

 https://www.ft.com/content/2e2ed1d0-debc-461c-8fcc-c0916d77d5a6

 金融市場は危険水域に入りつつある。ドル高と金利上昇が大混乱を引き起こしつつある。

 世界を見渡すと、金融市場はますます圧力が高まりつつある。イギリスの国債利回りが上昇し、英ポンド安が進行している。その結果、英国の財務省中央銀行はマーケットをなだめるために声明を発表するに至っている。

 日本では、政府が外国為替市場に介入した。1998年以来の介入である。中国では中央銀行が準備預金額を引き上げた。通貨の海外流出を制限することが狙いである。

 こうした混乱の根源にはアメリカドルの上昇と世界的な金利の上昇が存在する。

 今年に入り、ドルの先進国通貨対比のバスケット価値は18パーセントも上昇した。過去20年間でもっとも高い水準である。BISもこうした金融市場のタイト化を警告していた。

 https://www.economist.com/finance-and-economics/2022/09/26/financial-markets-enter-a-dangerous-new-phase

 ウクライナ東部における戦争について。転換点となったポイントとは。

 https://www.nytimes.com/2022/09/26/world/europe/ukraine-donbas-russia-lyman-bakhmut.html