晴れ。
今週の世界の株式市場は、株安の流れを金曜日に断ち切った。今月初めてとなる株高で引ける展開となった。今月に入り、リセッションへの恐怖が投資家の投資戦略に再考を迫っている。
今週、公表された経済指標は市場にさざ波を立てた。トレーダーらはFedが今年引き締めるスピードを急速に縮小させている。
ベンチマークとなるS&P500指数は6.4%上昇した。金曜日にはこれが3.1%の上昇になった。テクノロジー株を中心とするナスダック指数は7.5%の上昇。
https://www.ft.com/content/400e68c7-ffaf-456f-a3ac-ceb168d3762f
ロシアはデフォルトに突き進んでいる。日曜日の夜、1億ドルの金利の支払い猶予期間が終了する。
ロシアは対外債務を初めて、デフォルトするかもしれない。今世紀としては初めての出来事となる。
ロシアは今週日曜日夜、国債の金利支払いの期限を迎える。30日間の支払い猶予期間があった。ウクライナ侵攻により、ロシアは対外債務の支払う能力が急激に落ちている。
ロシアは1998年にデフォルトを起こしている。先月には米国の財務省が抜け穴を埋める制裁を課し、米国の投資家はモスクワ政府から支払いを受けることができなくなった。債務支払いの約束を破ることは、ロシアの威信に打撃となり、いくつかの債権者は訴訟を起こすかもしれない。
https://www.ft.com/content/b1f725a5-717f-44d4-b35d-aee6abe4b42d