晴れ。
Fedはバランスシートの縮小を加速させる。月当たり950億ドルの資産を縮小させていく。将来の会合において、1回あたり0.5%ポイントの利上げも視野に入っている。
3月に行われたFOMCの議事要旨が出た。それによると、米国債市場におけるFedの存在感は徐々に小さくなる。このプロセスは早ければ来月にも始まる。
債券市場におけるFedの存在感はコロナ危機のさなか、非常に巨大化していった。米国債のほか、MBSを購入。経済の落ち込みを回避した。
しかし、高いインフレ率に直面し、Fedは金融政策を縮小しようとしている。
3月のFOMCで参加者はFedの金融緩和縮小ペースの加速を支持している。「ランオフ」と呼ばれる、償還期限のきた債券の再投資をやめるプロセスである。
参加者は600億ドルの債券、350億ドルのMBSを毎月減らしていくことを了承した。この結果、1年間あたりの削減額は1兆ドル弱になる。
Fedははっきりと、「ビハインド・ザ・カーブ」を意識した、とエコノミストの1人はいう。
https://www.ft.com/content/1daa9396-8103-4d6d-bf58-cff32edd9622
https://www.ft.com/content/f10f7c1d-b7d2-44fd-b236-f58793637cb6