晴れ。
今週はFOMCが開かれる。海図なき航海に乗り出したFED。水曜日には4・2兆ドルのバランスシートを縮小すると宣言するとみられる。来月から、満期を迎えた債券を再投資しない。
もしこれが成功すれば、特別に拡大した政策を静かに縮小させることになる。
とくにECBは来年、資産を縮小させるか否か検討しているため、このFEDを注意深く見守っている。しかし、この夏、JPモルガンのダイモンCEOのように、FEDのひとりよがりを諌める声が出ている。
たしかに、中央銀行が1兆ドルもの資産担保証券を縮小する経験はこれまでにない。それゆえに何が起きるのか、警戒が必要だ。
たとえば、新興国からの資本流出の可能性は消えない。
https://www.wsj.com/articles/the-fed-a-decade-after-the-crisis-is-about-to-embark-on-the-great-unwinding-1505746843
FTより。米国の低インフレについて。
まず、中央銀行制度について、深い懐疑心をもっているロン・ポール元議員の話から。
https://www.ft.com/content/bad8bfa4-9a2f-11e7-b83c-9588e51488a0